キックボクシング
2018年5月18日
こんにちは本日は卓球のお話ではなくキックボクシングです。実は卓球教室RIKIのホームページを作成して頂いた方は
現役のキックボクサーの寺崎直樹さんです。昨日、埼玉スーパーアリーナで現役最後の試合がありました。下記は試合後の
ご本人のコメントです。
皆様、昨日の試合を最後に現役を引退することを決めました。
昨日の試合、勝っても負けてもその時に引退するかを決めようと思いリングに上がりました。
本当は、勝って息子達と教えている子供たちをリングに上げ写真を撮りたかった。
夢先生として勝つ姿を今まで出会った子供たちに見せたかった。
それが自分の中の最後の目標ではあったのですが、やはり人生というのはそんなに簡単にはいきませんでしたね。
38歳ということを言い訳にはしたくなかったのですが、やはり若い時のようなパフォーマンスはもう無理だと確信しました。
それとまだ自分には生きてやっていかないといけないことが沢山ありますので、もうこれ以上命を削ることはできないと思いました。
「生涯戦歴26戦12勝13敗1分」
キックボクシングに出会ったのは23歳、それまでの自分は夢も目標もなく、仕事をして友達と酒を飲んで遊びまくっていただけの普通の人間でした。
キックボクシングに出会ってからはどんどんハマっていき、夢のなかった自分には「キックボクシングのチャンピオンになる!」という明確な夢ができ、それまでの人生とは違い努力を苦に感じない人間に成長することができていきました。
最初は7戦6勝1敗と出だしもよく、チャンピオンにすぐなれるじゃないか!と自信に溢れた時期もありましたが、
試合で勝てない時期があったり、膝を手術してなかなか練習ができなかったり、仕事が安定せずに一人暮らしをしながらのキックボクシング生活はお金がなかったりと・・・成績から見てわかる通り、14年間で26試合しかしていないので、バリバリ試合をしている選手とは違いいろいろと迷いだらけの現役生活でした。
2004年 全日本キックでプロデビュー
2008年 半月板手術
2010年 krush.6で復帰
2012年 krush WILDLUSHリーグ出場 0勝4敗1分
2013年 9月復帰、MPV取得
2014年 7月krush65kgチャンピオン獲得
2015年 ノーマン、佐々木選手に負け
2016年 HIROYA選手にKO負け
2018年 松下選手にKO負け
迷いだらけの現役生活でしたが、
沢山の挑戦をして、沢山の失敗を経験をしていくうちにどんどん人間として成長していけることができたと思います。
まだ38歳ですが、やはり人生は挑戦してナンボです。格闘家としての挑戦はここで終わり、まだまだ他にも挑戦することがあるので、格闘家としての経験をいかしてこれからも生きていきたいと思います。
最後になりますが、
今まで自分をサポートしてくれた皆様、ファンの皆様、家族
それと青春塾、boochbeatの仲間達、
今まで戦ったくれた戦友のみんな、宮田さんをはじめ関係者の皆様
本当にありがとうございました!
キックボクサーになってよかった!!
お疲れさまでした。これからも多方面のご活躍をおいのりいたしています。
卓球場 卓球教室の
卓球教室RIKI